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旬探訪 越後のごっつぉ 〈 魚沼・深雪なす 〉

2019年03月01日
  • 旬探訪

やはり浅漬けが最高ですが、蒸したり、
いためたりしても美味しくいただけます。

 

新潟の夏を彩ったナスですが、初秋もその勢いはとどまることをしりません。
「深雪なす(みゆきなす)」は、新潟県魚沼市薮神(やぶかみ)地区を中心に古くから栽培されてきた在来品種です。
新潟県では野菜特約産地や魚沼推奨ブランドに認定されているナスのひとつです。
十全茄子の優良品を代々三十年にわたり選別して確立したと言われています。
現在も地域の農家さんが栽培、出荷しており自分たちで種を採り、大切に品種を保存しています。
収穫は6月末から始まり10月頃まで行われます。
「深雪なす」のブランドで出荷している東京などの消費者からは高い評価を受けているようです。
一時期は「やぶかみなす」の名前で出荷されていましたが、現在では「深雪なす」で統一されています。
この品種は、皮が柔らかいことが特長で、栽培している農家のみなさんは、皮が傷つかないように丁寧に収穫しています。
大きさはやや小ぶりでずんぐりした長卵型。
一般的なナスにくらべ甘味が強く、引き締まった果肉です。産地では古くから漬物に使われてきたようです。
皮は柔らかく歯切れのいいのも特長ですが、果肉がしっかりしているので煮崩れしにくく炒め物の他に煮びたしにしても美味しいそうです。
アクが少なく鮮度がいいものは生のままでも美味しく食べることが出来ます。
十全茄子系ですので、やはり浅漬けが最高です。
出典元『新潟・食品名産図鑑』HPより

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